2020年3月26日木曜日

残念ながら「残念なZaim」だった



久し振りにZaimを使い始めたが、いろいろな問題にぶつかる。マネーフォワードにユーザーが流れる理由もよく理解できる。

いきなり、結論じみた感想は好ましくないが、マネーフォワードは出来ることと出来ないことが明確になっている。出来ると言っても内容が馬鹿みたいなものもあるが、その有様は直ぐに確認できる。残念なのは多くの問題を放置していること。いずれ改善されるだろうと最初は期待していたが、今はもう無理と突き放している。現状で我慢して何処まで使えるかと言う前提で利用の可否を判断することだ。

このZaimは数年前から改善されているだろうと期待していたが、結論がいきなりだが、ほとんど改善されていない。内部的な改善は有っただろうが利用者にアピールできるレベルではない。恐らくスマホバージョンの改善に力を削いできたのだろう。貧弱なウエブ版に比べて、スマホ版は少し使いやすくなったか。両バージョンでスペックが違うと言っていいくらい差が大きい。

などと、一般論はさておいて、

口座管理が、どうしてここまで出鱈目なんだろうと思わせるくらいに、ボロボロ。数年前の残骸を消そうとするが消せない。口座の登録は簡単に出来るが、無用不要の口座は、表示させない設定はできるが、削除はできない。

削除方法はFAQに記載されているが、実態と一致しない説明では、二重のバグみたいなもので、底の浅さが見えてしまう。マネーフォワードの開発陣に劣らずZaimの開発陣も実態は火の車か、全体を統括できる有能な開発マネジャーがいないのだろう。

口座管理のぼろぼろ加減は、無料版、有料版に関係ないことも困った。解決策がない。

出来る範囲のことについても、非常に扱いが面倒。マネーフォワードの良さを逆に再認識させられてしまった。

ふ~っ。溜息だけだな。

3年も経過して欠陥の解消がほとんど進んでいないので、「残念なZaim」と言うしかない。今後の改善は期待できないだろう。

改善の進まないマネーフォワードに見切りを付けようと思ったが、そうも行かなくなった。

広告だけはせっせと張り付けているが、こういう状況だと恥ずかしくないのかなと、変な心配をしてしまう。



こんなにも稚拙な口座管理は、データ保存を確実にするための、安全弁の考え方が背景にあるのだろう。その部分が温存されている限り、口座管理のレベルを上げることはできないのだろう。余計な親切は有難迷惑の典型事例かも知れない。



口座の修正・削除・編集がやり難いのは、完成した口座を間違えずに登録して使い続ける前提かな。家計管理にはいろいろな事情が入り込むものだ。仮に、再度、最初からやり直しても、やはり、途中で手なおしの必要は生じることになるだろう。その時にまた困惑させられる。

ということは、口座管理の発想は捨てなければいけない。

使わなくなった口座、テスト的に設定した口座、それらのデータが純粋にゴミになってZaimのサーバーに蓄積され続ける。無駄な容量でサーバーは圧迫されているだろうか。

ゴミ口座は非表示にする。本当は削除したいができないからしようがない。
過去データは無視。口座との紐づけが 判然としない。
口座情報も全容を確認できない。当然編集もできない。勿論、連携先情報も整合されていないから、ゴミ口座の素性は全く把握できない。
口座リストのソーティングもできない。レイアウトを直すには1個ずつ(1行ずつ)上下させて面倒だし、最後に保存をやらない折角のくだらない作業が全部無駄になる。
100年前のスペックでそのまま温存って開発者のプライドもないのかな。



恐らく、最初は、誰でもこの辺の欠陥に気づかないから、問題と思わない。しかし、少し長く使うと、家計簿の管理に加えて口座の管理に目が向くから、もっときちっとやりたいと思うと、どうしても外に目が向くのだろう。だからZaimのユーザーベースは偏りが出てしまう。



使えない~使い難い~口座管理は、一旦、脇に置くことにしよう。馬鹿にバカと言っても分からないし、馬鹿の周りには馬鹿が集まる。

馬鹿「口座管理」と付き合うために色々な工夫をするのは時間の無駄。これに対処するには、使わないことだ。

処方箋A: ゴミ口座の扱い
  • ゴミ口座・不明口座は全て非表示にする。(本当は削除したいが出来ない)
  • 口座名は「削除」に変更する。
  • 過去データ(履歴など)は無視(放置)する。
処方箋B::連携
  • 金融機関連携は不要。 
  • 登録すると却って混乱しそうだ。ゴミを作る原因になる。
  • レシレコと連携しないから自動的に情報収集する意味がない。
処方箋C:レシレコ
  • レシレコとして使うことに徹する。 
  • レシートは全てZaimで登録処理。
  • レシレコに対応する口座は必要な都度、手入力口座を開設する。
 処方箋D:ショートサイクル
  • 間1か月を置いてデータ更新を閉めること。 1月末に締めたデータは2月は見送って3月頭に最終確定。
  • 確定したら(3月になったら)、履歴情報をエクセル*に吐き出すこと。
  • 口座の連続性・一貫性は追及しない。用事がなくなった口座はゴミ口座にして非表示。
 処方箋E:マージmerge
  • レシートのない入出金データは画面キャプチャーでエクセル*に取り込む。
  • 手入力で直接エクセル*に取り込んでも良い。
  • エクセル上で家計簿(申告用)にマージする。




Zaimは、

レシートから家計簿の明細、家計簿で最も重要な費目分析の基礎データは、手作業が入るものの、作ることはできる。

支出の分析、特に、食料品や日用品の支出分析で、栄養の偏りや無駄を発見できそうだ。

使えるのはそこまで。昔の家計簿はこれだけでも良かった。決済は財布に入った現金だけだから。

今は、

キャッシュレス社会でポイント還元社会。 決済手段(決済口座)も様々。現金払いなど以ての外。

どの口座から支払ってその残高がいくらかは常に把握しておきたい。

電子マネーも各社から色々出ているので、複数利用するのは当然で、気に入らないものは廃止するし、変動も多い。

お金と言うものは1円狂っても気分が悪い。

それなのにZaimは口座残高を自分で入力できてしまう。狂うから注意しろと警告が出るが連携講座で手入力を認めたらぐちゃぐちゃになると思わないのかな?。 ポケットの財布の現金残高は手入力もやむを得ないが、銀行口座の残高が手入力などありえないだろう。



少し気に入って手広く使ってみようとしたらZaimは時間の問題で必ず破綻する。



実はレシートから読み込んだ費目明細にも重大な欠陥。代表費目を設定するとそれが全ての明細に反映されてしまう。細かく入力したものがパーになる訳だ。何もしないと明細の最初のものが全体の費目として表示されて得仕舞う。たまたまレシートのトップにあったものが全体を表すことに。あり得ないだろう。明細の順序を変えることもできない。レシレコのミスでスキップしたものを手作業で入れ込もうにもできない。税額の下に入れる羽目になる。強みのレシレコ機能周辺の改善も進んでいない。この馬鹿スペックは3年前から何も治っていない。

集計分析すれば関係ないから取り敢えず無視することに。代表費目は使わない。




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